DRIVER NOTE #06
最初は、仲のいい人にも使ってもらえたら。それくらいだった。
自分用のスプレッドシートには満足していた。
DELIPITを作る前、僕は自分で作ったGoogleスプレッドシートで配送の数字を管理していました。毎日の配送実績を入力して売上を計算する。自分で使うものとしては割と満足していました。
だから最初に考えたのは、「これ、仲のいい人にも使ってもらえたらいいな」ということでした。
でも、フォーマットは人に渡しづらい。
自分で使うだけなら問題ありません。でも誰かに使ってもらおうとすると、Googleスプレッドシートをコピーしてもらったり、使い方を説明したりする必要があります。
Excelならファイルとして渡せますが、配送の仕事で毎日使うならスマホで手軽に使いたい。そこで、ふと思いました。「これ、アプリにしたらいいんじゃない?」
最初は、大勢に使ってもらうつもりじゃなかった。
最初から一般公開を目指していたわけではありません。自分が使っているものをアプリにして、仲のいい人に渡して、「これ便利じゃん」と喜んでもらえたらいい。それくらいの感覚でした。
だから出発点は、自分がスプレッドシートでやっていたことを、スマホでもっと使いやすくすることでした。
作り始めたら、できることが増えていった。
ところが実際にアプリにしてみると、できることが一気に増えました。毎日の入力だけではなく、月間の数字、カレンダー、売上や経費、過去の記録、ゲーム機能まで、見せ方も使い方も広げられる。
DELIPITはすぐに、元になったスプレッドシートの機能を超えていきました。
同じ立場で働く人にも。
そこまで来ると、「仲のいい人だけに渡して終わるのは、ちょっともったいない」と思うようになりました。僕と同じように配送の仕事をして、毎日の数字を管理している人にも使ってもらえるかもしれない。
一般公開へ気持ちが変わったのはそこからです。今も基準は「自分が使いたいか」。開発者であると同時に僕自身も利用者なので、「自分が使わなくなったら終わり」と思っています。
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